オーストラリアNSW州のグレイハウンド犬レース事情：dreamselect：So-netブログ

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オーストラリアNSW州のグレイハウンド犬レース事情 [編集]

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マイク・ベアードNSW州首相は、10月11日に
「NSW州でのグレイハウンド犬レースを禁止する法案を撤回」

ベアード州首相は､｢動物虐待が蔓延しており､見過ごすことはできない｣と語り、
グレイハウンド･レース界で競走訓練のおとりに生きた子豚やポッサムを縛り付けて使っていたことを批判。
グレイハウンド･レース界に厳しい眼が向けられるようになり､７月７日､
｢2017年7月1日より州内のグレイハウンド･レーシングを禁止する｣と発表。
オーストラリア国内では､グレイハウンド･レースを禁止するのはNSW州が初めてとなる｡

州政府の決定は､マイケル･マクヒュー元高裁判事を委員長とする特別調査委員会が設立､
グレイハウンド･レース界を調査した結果､不要になったグレイハウンド犬の大量殺処分や中国の非合法競犬賭博への輸出など様々な違法行為を突き止められた｡
ベアード州首相は､｢政府としては､グレイハウンド･レース界そのものを廃止する以外に手だては残されていない｣と語っている｡

オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州のベアード首相は１０月１１日会見し、「禁止は誤りだった」と述べ、ドッグレースを禁止する計画を撤回する発表した。

禁止撤回の裏には業界団体の猛反発があった。
競技禁止になると大量の失業者が出ること、
動物の待遇改善に取り組んでいることを業界団体は主張。

ーグレイハウンドドッグー
原産国　エジプト

グレイハウンドは、ウサギなどの小動物を狩るために作出された狩猟犬種。
細身の筋肉質、無駄な肉がなく、スピード感に溢れた犬種である。
犬名の由来は毛色のグレー（灰色）からと言う説、
グレイト（偉大）であると言う説、
グリーク・ハウンド（ギリシャの犬）が転訛したとの説などがある。

グレイハウンドは全犬種の中で最も足が速く、時速60km以上のスピードを誇り、その歩幅は5.4mに達する。

16世紀にイギリスでウサギを追う競技が始まり、グレイハウンドが使用されて以降、
グレイハウンドはドッグレースの犬種になる。

近年、世界的に動物愛護の気運が高まり、ドッグレースを引退した（見捨てられた）グレイハウンドを終生飼育するボランティアを捜す活動が国境を越えて行われている。

現在ではドッグレース用と、ショー用２つのタイプに分かれ、ショー用タイプはやや大型である。
家庭犬としてのグレイハウンドは温和で従順、闘争心は強いが人に対しては穏やかである。